「ウンココロ」 しあわせウンコ生活のススメ
このブログをはじめてからまじめな本ばかり紹介してきましたので、今回は少し変わりダネ(本?)を紹介したいと思います。
ウンココロ、タイトル通りウンコの本です。
LIXILブックギャラリーというLIXILがやっている本屋に入ったら目に飛び込んできて、”LIXILってトイレも販売していたな?”と思わず買ってしまった本です。
ウンコの本なんて言うと、ふざけたことが書かれている本なのかと思われてしまうかもしれませんが、意外と内容は充実していました。
食べたものがカラダの中で消化されて、ウンコになって出てくるのに、だいたい10時間~12時間ぐらいかかるといわれています。
朝たべたものが、夜出てくる。
これより短い時間でウンコが出るのは、食べ過ぎか、下痢。
もっと長い時間ウンコが出ないのは、便秘と思っていいでしょう。
(P10)
こんな小ネタからはじまり
”食べ物が口から入って、胃で胃液によって溶かされ、十二指腸で胃では溶けない脂分などを溶かし、小腸で栄養を吸収し、大腸でウンコを作り、直腸でウンコを整えて肛門から出る”といった消化からウンコ生成の流れなんかも解説しています。
日本人が一日どれくらいのウンコを出すかというと、平均で200グラムぐらいだそうです。
思ったより少ない。
ステーキを食べにいって、200グラムといえば大盛りです。
最初はうれしいけど、
最後にはちょっとゲプッとなる。
そういう量です。
(P12)
もちろんちょっとふざけたところなんかもあります。
そして、私が一番参考になったのは「腸は、第二の脳」。
脳が心を受け持つとしたら、腸はカラダを受け持ちます。脳と腸はものすごく近い存在なので、緊張すると、すぐにオナカが下るし、ちょっと忙しいとすぐに便秘になる。
腸の状態がよい人は脳の調子もよいので、集中力もあるし、性格も活発になります。
健康な生活の鍵は腸がにぎっているのです。とはいえ、腸だけ元気もだめです。脳に元気がないと、気持ちが弱って、すぐに腸も弱ってしまうからです。腸と脳の両方がよい状態が、いちばん健康な状態です。(P114)
たしかになぜか今日は頭が回らないなという日は、オナカの調子が悪い時が多いような気がします。
感想
この他にも「ウンコをよくする食べ物」や「各ウンコタイプ別のどうしたらよいウンコになるか」など、本当に内容が充実しています。
最後にはウンコの色によって栄養不足や病気などを判別する「ウンコカラーチャート」なんかもあり、日々のウンコのチェックに役立つかと思います。
興味を持たれた方はぜひ。おもしろいです。