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小学校の教科書は買えるのか?

昨日、小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイントという本を読みました。

本書は、元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんと国会議員の井戸まさえさんの対談形式で書かれており、タイトルにある通り小学校6年生の社会科の教科書を使い「国会」「内閣」「裁判所」「憲法」「三権分立」「税金」「選挙」の基礎知識を解説されています。

本書では、ビジネスパーソンに教科書(小学校から高校まで)を読むことをすすめていたのですが、そもそも教科書って個人でも購入できるものなのか?と思い調べてみることにしました。

教科書は購入できるのか?

まず、個人でも教科書を購入できるのかどうかですが、どうやら購入できるようです。

では、どこで購入できるのかというと、各都道府県には教科書供給所というものが存在しており、供給所それぞれがホームページ上で購入方法を案内しています。

供給所によって、ホームページ上で購入手続きができるところもあれば、販売店となっている書店を案内しているところもありました。

各都道府県の教科書供給所は「一般社団法人 全国教科書供給協会」のホームページで確認できます。

教科書の購入手順

  1. 「一般社団法人 全国教科書供給協会」のHPで該当の都道府県を選択

  2. 各都道府県の教科書供給所のHPで購入方法を確認

  3. 販売店で購入の場合は店舗に問い合わせる

しかし、いつでも購入できるわけではなく、前期分は4月中旬など学校への供給が完了していないと販売してくれないようですので注意が必要です。

教科書の価格は?

そもそも、教科書はいくらくらいするものなのか気になりますよね。
これも、各供給所で取り扱う教科書が異なるので一律いくらとはなっていませんでしたが、本書で紹介されていた「小学社会6下」教育出版は238円でした。
※東京都第一教科書供給株式会社の教科書定価表より

意外と安いですね。

ちなみに、教科書の定価認可基準というもので定価の最高額が決められているようです。
教科書の定価認可基準の一部を改正する件(平成27年2月6日):文部科学省

最高額でもそんなに高くないですね。

教科書を手に入れる方法(その他)

教科書を手に入れる方法は、他にもアマゾンやヤフオクなどで中古品を探す方法もあるかもしれません。子供がいる方は子供のを見せてもらうのもいいかもしれません。

最後に

「小学校社会科の教科書で政治の基礎知識をいっきに身に付ける」を読んで実感したことは、小6の教科書の内容すら私は理解できていないということです。
本書で佐藤氏は、教科書をすすめる理由の一つとして知識の欠損をあげています。

本や新聞を読むにしても、あるいは専門家の話を聞くにしても、土台となる基礎知識が死活的に重要で、基礎知識に欠損があると、いくら本を読んだり専門家の話を聞いたりしても、知識が積み上がっていかないからです。(P25)

本当にこの通りだと思います。小学校で習ったことすら理解していないのに、難しい本が理解できるわけがないなと痛感させられました。
今後は、本を読んだ際、何だかよくわからないなと思ったら、基礎知識が足りないのだと受け止め、基礎の基礎を調べてみるように心がけていきたいと思います。