あえて「ノイズ」を取り入れてみる
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: Kindle版
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堀江貴文さんの「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)」を読みました。
正直なところ個人的には著者のことはあまり好きではありません。しかし、本書を読んでみて共感できる部分はたくさんありました。
意図的にノイズを取り入れる
著者のことをあまり好きでないのに私は本書を手に取りました。この行動は、まさに著者が述べている「ノイズ」を取り入れることだったと思います。
意図的に、「ノイズ」を取り入れることも心がけている。これは、Twitterで自分と意見の合わない人の雑誌コラムを読むといったことを指す。当然、こうした人々の意見を読んでいると腹は立つが、自分の中にある偏見を修正できる効果がある。(P151ー152)
著者が言っている「ノイズ」とは少し異なりますが、普段、私は、「女性の意見」を取り入れようと心がけています。
女性は、男の私がどんなに勉強したり経験したりしても思いつかないような意見を聞かせてくれます。やはり同じ人間でも、男女では目線や感じ方がまったく違うのだと思います。
自分の意見をうまくアウトプットできないのはインプットが足りないだけ
私の座右の銘に「量が質に転化する」という言葉があります。
小さい頃から私は不器用なので、勉強でもスポーツでも何でも人よりやらないと人並みにできません。もちろん小さい頃は、この言葉は知りませんでしたが、大人になってうまくできないことがあったときは、まだまだ量が足りないと自分に言い聞かせ、とにかく量をこなすようにしてきました。
著者も同じようなことを述べています。
自分の意見をうまくアウトプットできないと悩む人もいるが、それはたんにインプットしている情報量が足りていないだけだ。インプットの量とスピードを増やせば、自然とアウトプットの量やスピードも増え、自分なりの考察が自然と湧き出てくるようになる。頭を使うべきは、自分の考察をどうひねり出すかではなく、インプットの量とスピードをいかに向上させるかなのだ。(P159)
感想
「言いたいことは言えばいい」「他人のことはほうっておけ」「やる気があれば、お金は関係ない」などなど、著者の意見はもっともだと思うものが多いです。テレビでの著者のイメージがあるため偏見を持っているところが多分にあったと思います。
私のように著者のことをあまり好きでない方も「ノイズを取り入れる」と思って一度読んでみてはいかがでしょうか。
- 作者: 堀江貴文
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