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とうすけろぐ

インプットしてきたことをアウトプットしていかなきゃいけないんじゃないの?

週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにするー『自分の時間』

こんばんは、とうすけです。

最近、決して充実した日々を送っているとは言えず、無駄な時間を過ごしているような気がしてならなかったので、自分の時間 (単行本)を読みました。  

自分の時間 (単行本)

   

書店で数ページを立ち読みしてみたら、著者の言っていることに納得して本書を手に取りました。

 

ごく普通に会社勤めをしている人のうち、大多数の人間が志高く理想を抱いていたとしても、充実した時間を過ごしているというわけではない。充実した1日を過ごし、「夜帰宅するころには、仕事で精根尽き果てている」などということはあり得ないと、私は相変わらず信じているのだ。(P15)

 

私も普通に会社勤めをしている人なのですが、著者の言う通り、最近は「仕事で精根尽き果てている」ほど充実した日々を送れていません。。。

 

頭の中に「内なる1日」をつくる

本書で目から鱗だったのが『内なる1日』という考え方です。

   

私が例に挙げたような普通の人が、充実した完全な1日を送りたいと思ったら、頭の中で、1日の中にもうひとつ別の1日を設けるようにしなければならない。
この「内なる1日」は、ひとまわり大きな箱の中に入っている小さな箱のようなもので、夕方6時に始まって翌朝10時に終わる。16時間の1日というわけである。
そして、この16時間はすべて、もっぱら自分の心と身体を成長させ、同胞を啓発することだけに使うのだ。
この16時間はすべてのものから解放されている。まず、給料を稼いでくる必要がない。そして、金銭上の問題に気をとられることがない。つまり、働かずとも食べていける人と同じような身分なのだ。
(P59)

 

会社にいる時間以外は自由な時間であるということは、言われてみれば当たり前のことなのですが、そんな風に考えたことがありませんでした。
どこかで今日の仕事の反省や明日の仕事の不安なんかを考えていて、自由な時間という感覚はまったくなかったです。
私と同じような気持ちの人も結構いるのではないでしょうか?

また、”働かずとも食べていける人と同じような身分”というのは、自分がすごく自由な人間になれるような気がしてなんだかワクワクします。

 

週3回の夜の90分

著者は、その自由な「内なる1日」の夜の90分を利用して精神の向上になるようなことをやってみることで充実した人生に繋がると述べています。
 

私が申し上げたいには、まず手始めに、ひと晩おきに1時間半、何か精神の向上になるような意義のあることを、継続してやってみてはどうだろうかということである。
(P72,73)

 

ひと晩おきということなので週に3回です。
※著者は週に1日休日を設け、1週間を6日として物事を計画するといいと述べています。

会社が終わってから寝るまでの時間は人それぞれですが、週3回×90分=270分を確保することはそんなに難しいことではないと思います。
私の場合は定時が10時―18時ではないですが、14時間程度は「内なる1日」を確保することはできます。その内たった90分を何か精神の向上につながることに充てればよいということになります。しかも毎日ではなく1日おきでいいということなので急な用事があっても一週間で考えれば270分を充てることはできそうです。

私は、この270分は読書&アウトプットの時間に充てたいと思います。すでに週1冊の読書が習慣になりつつありますが、この一つの習慣が身につき、かつ270分が余るようになってきたら、別の何か精神の向上になるようなことをみつけてやりはじめようと思います。
色々やりたくなってしまうのですが、まずは一つ習慣が身につくまで他に手を出さないようにしたいと思います。

著者も多くのことをやりすぎることについて次のように述べています。
 

失敗者の多くは、あまりに多くのことを企てすぎて失敗したのだ。
したがって、「1日24時間という小さく限られた範囲の中で、充実した快適な生活をする」という大事業にとりかかるにあたっては、早々に失敗するという失態だけは何としても避けなければならない。
とにかく、この大事業に関しては、華々しく失敗するほうが、つまらない成功を収めるよりましだという考えには賛成できない。つまらない成功で大いに結構だ。華々しい失敗からは何も生まれないが、つまらない成功はつまらなくない成功をもたらすかもしれないからだ。
(52)

 

おわりに

本書は、時間管理の方法がたくさん書かれていますが、単なるハウツー本ではなく「自分には1日24時間もあるんだ」ということを改めて気づかせてくれる本だと思います。
ページ数が180ページもない薄い本ですが、内容は充実している本だと思います。

読みやすいので日々の仕事やプライベートで充実感を得られていない人は、本書を手にとってみるといいと思います。

自分の時間 (単行本)

自分の時間 (単行本)