とうすけろぐ

インプットしてきたことをアウトプットしていかなきゃいけないんじゃないの?

ソーシャルメディア文章術

 

 一発目の本は樺沢紫苑さんの「ソーシャルメディア文章術」です。

 

SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術

SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術

 

 

今日、書評ブログを書こうと思って本屋に行ってみつけた本です。
どんな本かというと著者が次のよう書いていましたので引用します。

国語的な文章の書き方ではなく、「ソーシャルメディアに書く」上で、どんなことに気をつけて書くべきなのか、何を書くと読者に支持されるのか、というように、「どう書くか」だけでなく、「何を書くか」というコンセプトをも含めた書き方について説明した本になっています。

 

それでは初めての書評を書いてみます。

 

まずソーシャルメディアとは?
そもそもソーシャルメディアって何?と思ったのですが、著者は「ユーザー参加型のメディア」と定義されていました。ブログやTwitterフェイスブックなど。
反対にテレビやラジオ、雑誌や本など一方的な情報発信の形態を「マスメディア」というようです。

 

なぜ今、「書く技術」が必要なのか?

これからは、インターネットの時代だ!これに対して反論する人は、まずいないと思います。インターネットの時代。しかしこれは、「書く」能力が重視される時代ともいえるのです。なぜなら、インターネットの世界を一言でいえば、「テキスト」(文字)の世界、だからです。
(略)
これからは「書く技術」の時代です。「文章」でコミュニケーションをする時代なのですから。少々「話し下手」であっても、人を引き付ける文章が書け、メールやメッセージでしっかりとコミュニケーションがとれれば、ビジネスで成功することができるでしょう。

 これについては私も同じようなことを感じたことがあります。
私は依然、システムエンジニアとしてシステム開発に携わっていたのですが、システム開発ってプログラミング言語だけ書ければいいというものではなくて、仕様書や設計書、打ち合わせ議事録やメール連絡などなど、プログラミング以外のことが8割以上を締めていました(開発現場によっては違うかもしれませんが)。そしてその作業のベースにあるのが「書く技術」でした。当時は、学生時代にもっと国語の勉強をしておけばよかったなと痛感したのを覚えています。
ソーシャルメディアに限らず、今の時代は文章を書く技術が大事だということは確かだと思います。

 

こんなこと書いて大丈夫かな?

私もこのブログを始めて、最近よく耳にする”炎上”というものが気になります。「どこまで書いていいのだろか?」「どんなことを書いたら”炎上”するのだろ?」と不安に思います。
そのことについては著者は次のように言っています。

「これ、書いて大丈夫かな?」と思ったら、「1000人を前にして、その内容を堂々と話せるだろうか」と自問自答してみましょう

たしかに、そうですね。

 

「誰に伝えたいのか」を明確にする

この文章は誰に読んでもらうために書いているのだろうか?
「アウトプットを意識した読書をしてインプットの質を高める」このブログはそのためのアウトプットの場なのですが、誰に読んでもらうかを意識していませんでした。
対象を明確にする重要性について著者は次のように述べています。

「書く内容」だけではなく、誰に対して書くのか、誰にその記事を一番に読んで欲しいのか、その対象をイメージすることが大切なのです。
なぜならば、漠然とした対象に向けて書かれた文章は、誰の心にも刺さることがないからです。
(略)
「読み手」をイメージしないで文章を書くことは、ボールを適当な方向に投げるようなものです。そんなボールは誰も受け取ってくれません。受け取りようもないのです。
「誰に伝えたいのか」を明確にする。それだけで、何倍も伝わる文章が書けるようになります。

 

感想
今回、私がソーシャルメディアでなく、”書評ブログ”に限定して情報を得ようとしていたので期待する内容とは違ったが、ソーシャルメディアに文章を書くことに不安がある人には得られるものが多いと思います。ソーシャルメディア初心者は第7章「ソーシャルメディアのマナー~やってはいけない10のこと」だけでも読んだほうがいいかもしれません。
また対象を明確にして文章を書くことはソーシャルメディアに限らず大事なことだと思います。私も今回は漠然と書いてしまったので、次回からは「誰に伝えたいか」を明確にして書いてみたいと思います。

 

 最後に

このブログはポメラで下書きをして作成しました。

キングジム デジタルメモ ポメラ  DM100 ブラック

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